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第34回コミセミレポート

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皆さん、こんにちは。コミセミ委員の片桐です。

遅くなりましたが10月28日に開催されたセミナーの報告です!

 

 

 

さて今回のコミセミは川村展弘先生(55期S卒)をお招きして

「介護施設における柔道整復師の役割」と題してお話いただきました。

 

 

まずは副校長より川村先生の紹介から始まりました。

なんと川村先生はもともとピアノ調律師だったようです!

丁寧な仕事ぶりが想像出来ます!

 

米田の学生時代もまじめで首席で卒業されました!

現在は、どうやったら日本の介護が良くなるのかということを常に考え、

日々業務にあたられているようです。

 

 

 

介護に関わるきっかけは祖父が脳梗塞で倒れたのがきっかけだった。

 

まずは「介護とは?」という基本的な話から始まりました。

 

・施設に入居する高齢者

・お世話と決定的な違い

 

次に特別養護老人ホーム(従来型)についてお話いただきました。

 

・集団ケア

・施設側の事情

・一斉一律の集団ケアに対する疑問

・病院と施設の違い

 

施設の実情を知ることが出来ました。

さすがに自分の家族を入居させたいかというと、「嫌だな~」というのが本音です!

 

そこでユニットケアが誕生したようです。

ユニット型特別養護老人ホームとは

 

①少人数ケア体制をつくる

メリットはなじみの関係を作りやすい

好みを把握しやすい

全室個室のため、プライバシーが保たれ、自分の好きな過ごし方を送ることができる

 

②環境創り

入居する人が住まいだと思える環境を創る職員が専任であるので、

なじみの関係によって、認知症の症状が緩和されることがある。

 

③治療、入院ではない!

暮らしの場であるという考え方

 

また記録の重要性も仰っていました!

・ご利用者の暮らしぶりがわかる(個別理解)

・支援、ケアの根拠となる(データ)

・ケアプランの目標のためのモニタリングなどの資料および根拠となる

 

記録はどの分野(接骨院、病院)でも基本ということが分かります。

 

まずは前半部分のまとめを述べられ、質問タイム

 

①24時間シートの記載するタイミングは?

→入居する前の生活リズムを確認して、当てはめていく

 

②要介護度が違うと思うが、どのように取り組んでいるのか?

→利用者に合わせ、適宜取り組んでいる

 

③長期、短期目標はどのように設定しているのか?

→ニーズを聞き取る、短期目標は長期目標と連動して作成している

 

5分の休憩後、後半へ

後半は介護施設での柔道整復師の役割そして認知症、シーティング、

ポジショニングの重要性、腰痛を中心にお話いただきました。

 

介護施設での主な仕事は

・リハビリ

・リスクマネジメント

・ポジショニング

・介助方法の指導

・介護業務の手伝い    である。

 

 

続いて、認知症の行動、心理症状、リハビリテーションについてお話されました。

種類はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉型認知症など

それぞれによって対応の仕方、言葉掛けの方法も変わってくるようです。

 

次に職種間連携について、介護はチームワーク。

違う職種が関わりあうことで、繋がるからこそ、幅が広がるとお話されました。

 

そしてシーティング、ポジショニングについてお話いただきました。

実際の利用者さんの実例をしめされ、大変分かりやすい内容でした!

また車椅子での不適切な姿勢、座位に多い滑り座位について様々な工夫がなされていました。

 

 

腰痛については、介護における腰痛発生のタイミング、無理なく介助するための手法、

介護用ロボットスーツの紹介を実際の利用者の動画を用いて説明いただきました。

起き上がり、立ち上がりへの介助など、力任せではだめ!

 

すべてにコツがある!

ゆっくり、やさしく!  が基本。

また介護用ロボットスーツの研究が盛んに行われており、

今まで抱えられなかった人が抱えられるようになっているようです。

本当にめざましい進歩です!

 

そして近年、「抱え上げない介護」が新常識のようです。

「ノーリフト・ポリシー:危険や苦痛を伴う人力のみでの移乗を禁止。

患者さんの自立度を考慮しながら福祉用具を使って移乗介助をする」

無理な抱え上げは介助者のみならず、介護される側の人にも負担を強いてしまうとお話されました。

 

それではなぜ、福祉用具を使用するのか?

「自立支援。道具を使ってその人ができることを引き出す。職員の腰痛予防ではない。」

福祉用具は安全か?

「人間が使用する以上、安全なものはこの世にない。」

福祉用具の使用により作業は効率化出来るか?

「ケアの質を高めるのが目的である。結果として、人が人を抱える行為により発生していた負担が軽減され腰痛予防につながる」

と説明されました。

 

最後に

・認知症は単なる物忘れではない。

タイプによって対応を変える必要がある。

・機能向上も大切だが、生活の楽しみとなることが一番。

・リハビリで関われる時間は短い。

姿勢作り、他職種との連携、ポジショニングが適切に再現されるように工夫する事が大事。

・柔道整復師がいる施設は少ない。柔整師ならではの関わり方が大きな売りになる。

と締めくくられました。

 

会場より質問

①職種間連携の範囲は?

→施設内も外部も含めてである。

 

②ヒヤリ・ハット事例、介護用品のブラッシュアップされていくようなことは施設間でとどまっているのか?

→今後は外部への発信もしていきたい

 

③電子カルテの端末は他職種もすべて出来るのか

→すべて情報共有できます

 

校長より一言

大変勉強になりました。

私もいつお世話になるか分かりませんので、熱心に聞かせていただきました。

ありがとうございました。

 

 

今回も有意義な時間となり、いつか自分も含め、

家族がお世話になる(ならないように一生現役を目指しています!)かもしれない、介護現場のお話は勉強になりました。

この先、どのような将来が待っているか先行き不透明な時代、

真の情報をとり各個人で理解して実行していくことが必要になることも再認識できました。

今回参加された皆様も色々考える時間となったと思います。

今後もこういったリアルタイムな情報を提供し共有できればと思います。

 

川村先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

次回は平成31年3月17日(日)を予定しています。

詳しくは2月の案内で詳しくお知らせしますのでお待ちください。

 

それではまた3月にお会いしましょう。

 

コミセミ委員 片桐

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