ログロール
みなさまごきげんよう
先週の金曜日は、アタック25が放送されましたが
実は、その日の午前中に2年生の実技も撮ってきていました。
倒れてる人がいる!?
スポーツ現場においてプレー中に
意識を失ってしまった選手を場外に運び出す
という練習をしています。
いろいろなスポーツの大会に
救護スタッフとして参加している奥村Tが
「ログロール」という技術を伝授します!
ロックンロールではありません。
ログルールとは?
脊椎・頸椎を保護しながら体位変換素行う技術のこと
丸太(ログ)を転がすように
脊柱をまっすぐに保ったまま体を回転させて
スムーズに担架に乗せます。
<ログロールの手順>
①周囲の安全確認
中断できるタイミングを見極めるために
スポーツのルールは把握必須!
②頸椎保護と意識確認
③救急のABC
Airway 気道確保
Breathing 呼吸確認
Circulation 循環確認
ここまで確認したら運び出す準備をします。
④ネックカラー装着
頭部は固定して動かないようにしておきます。
装着完了!
⑤ログルールを実施する
ログルールをする人手として
頭部固定担当(リーダー)、体位変換担当3名
最低でも4名が必要で、5名いるとベストです!
背の高い順で頭側から並びます。
スパインボードを近くに持ってくる人がいなければ
一番背が高い人が引き寄せます。
体を掴んで体位変換の準備をしますが
この時、腕が互い違いになるように体を掴みます。
これで万が一、手が滑っても安全です。
リーダーの掛け声で体位を変換します。
この時の奥村Tの肘に注目!
肘は必ず床に着けます。
これで頭部の安定性が保たれます。
体位が変換できたらスパインボードを差し込んで
固定して運び出します。
ここまでの流れを各グループで練習しましょう!
リーダー、肘浮いてますよ!
こちらのリーダーは位置取りが悪くて体勢が不安定です。
事前に動かす側に少し移動しておくことで
頭部を安定させることができます(^-^)b
女性の力でもできます!
このグループは歴戦のリーダーが指揮を執っているので
統率が完璧です(・∀・)
ローテーションして全部の役割を練習中
いつこの場面に遭遇するかわからないので
どの役割でもできるように練習しておきましょう!
施術をするだけではなく
施術できる状況を作ることも
柔道整復師の仕事の内ってことですね!
しぶや
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